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アスリートのオフの過ごし方!

今回は少し専門的に、スポーツ選手のオフシーズンの過ごし方についてです!

僕自身が野球をしていたので、あの時もう少しこうしていたらな~・・・

というのはよくある話です。(笑)

今回は野球に基づいて検証していこうかと思います。


野球少年


ではどのようにして冬場のトレーニングを行っていけばいいでしょうか?

よくあるのが、
「主力選手が春先にケガをしてしまい、夏までどうも調子が上がらず、優勝候補でも結局初戦敗退」

よく耳にする話です。

春先にケガをしてしまうのは冬場の過ごし方に問題があることが大半です。 確かに春先は、冬場に溜め込んだ脂肪分が血液に溶け出して、栄養が筋肉に届きにくくはなりますが、それだけが原因ではありません。


①ストレッチ不足

これが1番の原因です。
特に高校生大学生は筋トレ大好きです。
目に見えて体が変わるし、打っても投げてもすぐに結果が得られます。

しかし!

筋トレは筋肉を大きくしますが、硬くもします!
私は野球部に言うことは、「筋トレをしたら、必ず倍の時間をかけてストレッチを」と言います。
筋肉痛が収まってからでいいので絶対にストレッチはしてください。
筋トレのデメリットは、
(1)筋肉が硬くなる
(2)その結果血流が悪くなり、筋肉に栄養が届かなくなる。
(3)関節の可動域が少なくなり、関節や靭帯や腱に負担がかかる。


筋肉が柔らかいことでケガしにくい体になります。

ストレッチ


②着替えをしない

これもケガに繋がる大きな原因の1つです。
冬場に汗をかくと体は急激に冷やされて筋肉が萎縮を起こします。
そうなると上記のような筋トレのデメリットが触発されてより血流不足になります。
最近では速乾性のあるアンダーシャツが普及していますが、それでも汗はかいています。
練習の合間や終了後は必ず着替えるようにしましょう。


③筋肉の質は食生活から見直すこともできます

スポーツ選手をお子様に持つお母さんは是非参考にしてください!
(1)鶏肉
  ビタミンが豊富で余分な脂肪分が牛や豚より少なく、タンパク質が多いので、トレーニングで傷ついた
  筋肉には最適のお肉です。

(2)豆類
  豆類には筋肉を柔らかくするマグネシウムが豊富に含まれています。
  ダイエットをしている人は、余分な脂肪分の吸収も防いでくれる働きがあるのでお勧めの食材です。

(3)なんといっても炭水化物
  ご飯は日本人の体にぴったりな炭水化物です。
  腹持ちも良く、日本人のDNAには米を主食とする遺伝子があるといっても過言ではありません。
  米離れがかなり進んでいますので積極的に米を食べる事をお勧めします。


少年


ケガでこの少年のようなベンチにも入れないのはもったいないです。


結論は、いかに筋肉を強靭で柔らかく保つかということです。
ストレッチ方法については1度ご相談いただければアドバイスさせていただきます。


メジャーリーガー


ケガで貴重な学生野球生活を棒に振るより、少しのことを気を付けるだけで春夏と活躍出来るような体づくりをしていきましょう!