アロマセラピーで辛い花粉を解消!
花粉症を持っている人にはこれから辛い季節がやってきます。
そもそも花粉症とはアレルギーで、人体が吸い込んだ花粉に対して過剰に反応して炎症を
起こしてしまうことです。
今では2人に1人が花粉症だと言われています。
アレルギー対策としては、これまで何度も出てきていますが腸内細菌の活性が有効です。
腸内細菌を増やすことによって免疫力をアップさせ、アレルギー体質の改善に繋がります。
(詳しくは過去の記事をご覧ください)
アロマセラピーとは!?
最近よく耳にすることも多くなったアロマセラピー。
アロマで使用する精油は植物から抽出された高濃度のエキスです。
原料となる植物は、元々薬効成分が含まれていて、
・抗菌作用
・防虫作用
・抗炎症作用
など様々な働きがあります。
花粉症で辛いのは、鼻水・鼻づまりでしょう。
特に鼻づまりは鼻の粘膜が腫れて空気や鼻水の通りが悪くなった状態で、呼吸も苦しくなるので
避けたいものです。
鼻づまりに有効なアロマ
では鼻づまり解消に役立つアロマオイルの種類や効能についてご紹介します。
①ユーカリ
ユーカリにも、
・ユーカリグロブルス
・ユーカリラディアタ
・ユーカリディベス
・レモンユーカリ
など多岐にわたりますが、1.8シネオールという成分が多く含まれているユーカリグロブルスとユーカリラディアタがお勧めです。
この中でも特に含有量が多いのがユーカリグロブルスですが、刺激が強すぎて逆に悪化してしまう可能性があります。
ユーカリラディアタは含有量が少なめなので、初めての方やお子さんにはユーカリラディアタから始めてもいいかと思います。
ユーカリは鼻づまりだけでなく、
・喘息
・鼻水
・咳
などの症状にも有効とされており、風邪対策や呼吸器喘息をお持ちの方は1本持参しておくと安心です。
②ティーツリー
テルピネン4オールという成分を多く含み、
・抗菌作用
・抗真菌作用
・抗ウイルス作用
・抗炎症作用
などの作用があるので、風邪気味の時によく使われます。
③ニアウリ
ニアウリはユーカリと成分がよく似ていて、呼吸器系のトラブルには有効な精油です。
殺菌作用や抗ウイルス作用を持ち、風邪の諸症状全般に良い働きをしてくれます。
④ペパーミント
約50パーセントがメントールという成分で、スーッとした清涼感のある香りです。
実際メントールは食品やシャンプーなど幅広く使われていることから聞いたことのあるものかもしれません。
メントールとその他の成分(1.8シネオールなど)がバランスよく含まれており、鼻づまりや風邪に有効です。
使い方
①マスクに垂らしておく
大量にマスクに付けてしまうと刺激が強すぎるので1~2滴がお勧めです。
②アロマディフューザーで
部屋の乾燥防止と同時に香りを漂わせるとより効果的に風邪の防止になるでしょう。
③アロマバス
お風呂に3~5滴ほど入れると入浴しながら香りを楽しむことができます。
いかがでしたでしょうか?
この他にも風邪に良いとされているたくさんのアロマオイルがあります。
今回はその代表的なものの1部をご紹介しましたが、違った視点で花粉症対策をしてみてはいかがでしょうか?