脳梗塞・認知症予防に必要な意外なもの
妊婦中やに妊活中に葉酸は大切な栄養素として重宝されますが、実は葉酸のパワーはそれだけではありません!
葉酸は胎児の【神経管閉鎖障害】を予防するビタミンとして知られており、妊娠を希望する方
は摂取した方が良いという話を聞いたことはあるかと思います。
脳梗塞・認知症・心不全の対策にも
葉酸はビタミンB群の仲間で、植物の葉に多く含まれています。
葉酸が体内から減少したり働かなかったりすると、ホモシステインというたんぱく質が作られます。
これは人間の細胞を攻撃してしまうため、血管がもろくなり脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
ホモシステインの血中濃度が高いと認知症のリスクも高くなってしまいます。
裏を返せば葉酸を摂取することで現代病である脳梗塞、心筋梗塞、認知症の進行を遅らせる可能性があることも年々わかってきています。
アメリカでは穀類に葉酸を添加することが義務付けられているくらい大切な栄養素と言えます。
葉酸を多く含む食材
では1日に葉酸をどれくらい摂取すればいいでしょうか?
約400μgで大丈夫です。
日本人の1日平均が約277μgです。
・鶏レバー 260μg
・ブロッコリー 24μg
・ほうれんそう 110μg
・枝豆 260μg
・煎茶 18μg
毎日の食事にほうれんそうのおひたしと煎茶を加えれば不足を補えます。
お酒がお好きな方は、お酒のあてに枝豆をチョイスしてもいいですね!
できるだけ食品から摂取!
葉酸のサプリメントなどは市販で販売されておりますが、サプリメントに頼るようになってしまうとその他の栄養
素が不足しがちになります。
葉酸は食べやすい数多くの食品に含まれていますので、少し意識を葉酸に向けて食材選びをしていただけたらと思います。