高校総体! 指導者、ご両親に向けて。
いよいよ来月は高校総体です!
多くの選手がインターハイに向けて頑張っていることでしょう。
もう調整に入っている競技もあれば、追い込んでいる競技もあると思います。
ここで、指導者とご両親に知っておいてほしいことがあります。
①子供は痛いとは言いません
最近は痛けりゃ痛いと言える子は増えてきたかもしれませんが、中には痛いけど我慢して練習や試合を行っている選手はいます。
痛いと言ってしまうと試合に出られなくなる恐怖心と戦っています。
その結果我慢できずに3年間の部活動生活を棒に振るという選手をたくさん見てきました。
そうならないためにも常日頃から選手のケアを指導者と両親が協力して行うことが大切になってきます。
②指導者や両親もきちんとした知識を
スポーツ医学は発達しつつありますが、まだまだ巷には浸透していません。
ケガをしてしまった時の対処法は?
それはどんなケガ?
フォームが悪いの?
ストレッチ不足なの?
冷やせばいいの?
温めたらいいの?
間違った対処法をしてしまうと一生ものになる可能性もあります。
スポーツ障害は時に大人になってからも引きずります。
実際に自分がそうだったので。。。手術をしました。
きちんと知識を身に着けて選手に良い影響を与えられるのが本当の応援だと思います。
③予防が大切です
ケガをしてしまってからでは遅いです。
本当に何もできなくなってしまいます。
まずは予防を第1に考えましょう。
予防は指導者がメインの仕事になってきます。
・適切なストレッチやケアができているか?
・主力選手への負担が増大していないか?
大会が近づいている今からの時期はこの2つをしっかり気を付けなければなりません。
一生に1度しかない高校生活です。
選手の皆さんは全力でプレーし、指導者や両親は選手のコンディションを整えてあげれるようにしていきましょう!
コンディションが悪いのに勝ち残ってはいけませんからね!