【迫る腰椎分離症の恐怖!】
お子様が腰が痛いと言ったら要注意です。
近年医学の発展で腰椎分離症が多く発見され、中高生を悩ませています。
特に中学生の腰痛を放置しておくと選手生命はおろか、年齢を重ねるにつれて
日常生活にも多大な影響を及ぼします。
これはいわば、背骨の疲労骨折です。
分離症が起こり発見されたときには、すでに完治しないと言われてしまいます。
中学生には絶望的な言葉です!!!!!!!!!!
分離する箇所が血行が乏しい且つ不安定なのでくっつくのは奇跡に近いとも
言えるでしょう。
①分離症が起こりやすいスポーツ
・野球
・バレーボール
・バスケットボール
などの体の回旋やジャンプを行うスポーツに頻発します。
②原因
主に体を捻ったり、反らしたりする動作の繰り返しの負荷で発生します。
主症状は腰痛で始まりますが、その痛みをなめていると後で取り返しのつかない
ことになりかねますので指導者の方は選手の様子をしっかり見てあげることが
重要です。特に中高生期は成長期なので成長痛と勘違いする可能性もあります。
③予防策
まずはストレッチ、特に部活後の整理運動を重視すべきです。
最近は整理体操をきちんとしている部活動をほとんど見かけません。
激しい運動をした後は、活性酸素などの有害な物質が体に溜まっています。
それに加えて筋肉も硬直しているので、そのダブルパンチでケガしやすい体に
なってしまっています。
特にお尻回り、太ももの表と裏、ふくらはぎ、足首を重点的に行います。
自分が気持ちいいと思う伸ばし具合で30秒程キープします。
それらを全て行うと、その直後から体は何とも清々しい感じになるでしょう!
詳しく知りたいという方はご連絡ください!
④もし分離してしまったら
まずは痛い箇所に負荷をかけないように生活しましょう。
完全に分離してくっつく見込みがないと病院で言われてしまったら、上手に付き合って
いかなくてはなりません。
まずは安静にして、痛みが緩和してきたら、体幹トレーニング腰痛体操などで鍛えていき、
徐々に競技復帰ということになりますが、痛みは再発を繰り返すので無理はいけません。
結論、分離症になる前のケアを行うことが何よりも大切なです。
大切なお子様、指導者の方は大切な戦力を分離症で悩まさないように気を遣ってあげてください。
思春期の大切な時期に競技が思うようにできなくなって辛いのは選手本人です。
ケガに悩まずにしっかり競技できるように周りのサポートが重要になってきます。